キッチンのステンレスシンクにサビ!原因と落とし方を解説
気が付いたらステンレスシンクにサビが発生していて、慌てて掃除をしたもののなかなかきれいにならない…という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
キッチンはいつもピカピカな状態を保ちたいですよね。
そこで今回は、キッチンのステンレスシンクのサビについて解説。
サビる原因やサビを落とす方法と注意点などをご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!
キッチンのステンレスシンクがサビる原因は?
キッチンのシンクによく用いられるステンレスは、サビに強い素材です。
しかし、必ずしもステンレスシンクにはサビが発生しないというわけではなく、次のような原因によってサビが発生してしまうことがあるのです。
- ・もらいサビ
- ・傷
- ・塩素系漂白剤
もらいサビとは、鉄のフライパンなどほかの金属に付いているサビが、ステンレスシンクにうつってサビる現象のこと。
もらいサビはすぐに対処すれば落ちるのが特徴です。
ただし、放置しているとサビがステンレスシンクの内部まで侵食して、落とすのが難しくなります。
そして、シンクの傷もサビの原因の一つ。
ステンレスシンクの表面は保護膜というものでコーティングされていますが、シンクに傷が発生すると、この保護膜は剥がれてしまいます。
傷のあるシンクは保護膜が剥がれてサビが発生しやすい状態になっているため、特に深い傷ができたときなどは注意しましょう。
また、日々のキッチン掃除の中で、塩素系漂白剤を使用している方は要注意。
塩素系漂白剤もステンレスシンクの保護膜を剥がしてしまい、サビやすい状態になります。
塩素系漂白剤はすぐに水で流せば問題はありませんが、長時間のつけ置きなどは避けたほうが良いでしょう。
キッチンのステンレスシンクのサビを落とす方法
キッチンのステンレスシンクに発生したサビは落としてきれいにすることができます!
サビの状況に合わせた適切な方法で対処することがポイントです。
サビの状態別に落とす方法をご紹介します。
初期段階のサビを落とす方法
発生して間もないサビは、研磨作用があるメラミンスポンジでこするだけで落とせます。メラミンスポンジを水でぬらし、サビ部分に対して円を描くように優しくこすりましょう。
最後は乾いた布などで水気を拭き取るのを忘れずに。
発生から時間が経ったサビを落とす方法
メラミンスポンジだけでは落ちないサビには、重曹やクエン酸を組み合わせると効果的です。黒色のサビなら、重曹&メラミンスポンジがおすすめ。
サビ部分に粉末の重曹をふりかけて、水でぬらしたメラミンスポンジで優しくこすります。
サビが浮いてきたら水で洗い流しましょう。
また、赤茶色のサビなら、クエン酸&メラミンスポンジが有効です。
粉末のクエン酸をぬるま湯で溶かしてクエン酸液を作り、キッチンペーパーに浸してサビ部分にのせ、30分ほどつけ置きしましょう。
その後キッチンペーパーを取り除き、水でぬらしたメラミンスポンジで優しくこすり、水で洗い流します。
頑固なサビを落とす方法
重曹やクエン酸を使っても落ちない頑固なサビには、界面活性剤や研磨剤などが配合されたクリームクレンザーがおすすめです。スポンジにクリームクレンザーを付け、サビ部分を円を描くように優しくこすります。
スポンジでサビが落ちない場合は、古い歯ブラシにクレンザーを付けてこするのも有効です。
最後は水気をしっかり拭き取り、サビが再発しないよう注意しましょう。
また、キッチンでサビと同じく気になるのが水垢。
キッチンの水垢の落とし方は下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。
シンクの水垢の落とし方を解説!水垢の予防法も紹介
キッチンのステンレスシンクのサビを落とすときの注意点
キッチンのステンレスシンクのサビを落とす際は、いくつかの注意点があります。
詳しくみていきましょう。
サビ部分を優しくこする
メラミンスポンジなどでサビ部分をこする場合は、円を描くように優しくこすりましょう。強くこすってしまうと、ステンレスシンクの保護膜が剥がれ、一層サビが生じやすくなってしまいます。
クエン酸や重曹のつけ置きは短時間にする
クエン酸や重曹でサビ部分を長時間つけ置きしてしまうと、ステンレスシンクが傷んでしまう恐れがあります。つけ置きする際は30分〜1時間程度に留めましょう。
クエン酸や重曹をしっかり洗い流す
サビを落とす際にクエン酸や重曹を使った場合は、水でしっかり洗い流します。洗い残しがあるとステンレスシンクを傷めることにつながります。
ステンレスシンクのサビにお悩みならキッチンリフォームも検討を!
ステンレスシンクのサビがなかなか落ちなかったり、頑張って落としてもまたサビが発生するのが気になったりする場合は、サビに強いシンクにリフォームするのもおすすめです。
北ガスフレアストでは、傷つきづらく、さらに傷によるサビ防止が期待できる、クリナップ製「ステディア」を取り扱っています。
シンク表面に施した特殊エンボス加工により、傷がつきにくいため、サビの予防につながりますよ。
また、油汚れ・水垢などの落ちにくい汚れも浮かして落としやすくする「美コート(親水性セラミック系の特殊コーティング)」もポイント。
サビにお悩みの場合は、サビの心配がいらないキッチンへのリフォームも検討してみてはいかがでしょうか。
【まとめ】キッチンのステンレスシンクのサビは落とせる!リフォームという選択も
キッチンのシンクによく用いられるステンレスは、サビに強い素材ですが、もらいサビや傷、塩素系漂白剤の使用などが原因でサビが発生してしまうこともあります。
キッチンのステンレスシンクに発生したサビは、次の方法で落とすることができます!
- ・メラミンスポンジでこする
- ・重曹&メラミンスポンジでこする
- ・クエン酸&メラミンスポンジでこする
- ・クリームクレンザーを付けてこする
キッチンのステンレスシンクのサビを落とす際は、サビ部分を優しくこすることや、クエン酸や重曹のつけ置きは短時間にすること、最後にしっかり洗い流すことなどに注意しましょう。
ステンレスシンクのサビがなかなか落ちなかったり、頑張って落としてもまたサビが発生するのが気になったりする場合は、サビに強いシンクにリフォームするという方法もあります。
北ガスフレアストでは、水まわりの入替工事や内装工事、バリアフリー改修工事、フルリフォームまで、リフォームのプロが責任をもってしっかりサポートいたします。
キッチンのリフォームをご検討中の方も、ぜひお気軽にご相談ください!