お風呂の床が冷たい!できる対策はある?
「お風呂の床が冷たい…」
「どうにかして改善できないだろうか…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
床に足を付けたときの「ヒヤッ」とした感じのせいで、特に寒い時期はお風呂に行くのが億劫になる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、お風呂の床の冷たさへの対策を解説します!
床以外にもお風呂が寒く感じる要因や、どうすれば改善するのかといった具体策をご紹介しますので、ぜひあわせてご参考にしてください。
お風呂の床が冷たい!自分でできる対策は?
お風呂の床が冷たい場合に自分でできる対策としては、次の3つの方向性が挙げられます。
- ・床になるべく触れないようにする
- ・床を温める
- ・浴室全体を温めておく
それぞれご紹介しましょう。
対策①床になるべく触れないようにする
1つ目は、なるべく足が床に触れないように対策することです。例えば、床面に滑り止めマットや厚手のバスマットを敷くことで、床が直接足に触れるのを防ぎ、冷たさを軽減できるでしょう。
また、浴槽に入る際や体を洗うときに使う「足置き台」を利用するのも選択肢の一つ。
冬場の特に「ヒヤッと感」がつらいときにだけ、一時的に利用するのに手軽です。
対策②床を温める
2つ目は、床を温める方法です。入浴前に床にシャワーをかけて軽く温めておくと、冷たさが和らぐでしょう。
ただし、簡単な方法ではあるものの、表面が滑らかなタイルなど滑りやすい床材の場合は、転ばないように注意してくださいね。
対策③浴室全体を暖めておく
3つ目は、あらかじめ浴室全体を暖めておくことです。入浴前に浴室の壁にシャワーを当てたり、浴槽のお湯をためたあとにフタを開けておいたりすると、湯気で浴室全体を暖められます。
また、脱衣所にヒーターを設置し、入浴前から暖かい環境を作っておくと、浴室全体の温度が上がり、床も冷たく感じにくくなります。
その際、換気扇の稼働はオフにして、暖かい空気が逃げるのを防ぎましょう。
ただし、浴室内の湿気とカビの発生を防ぐためにも、入浴後はオンに切り替えて、十分な換気をすることも忘れないでくださいね。
床だけではない!お風呂が寒く感じる要因
床の冷たさだけでなく、「そもそも風呂場自体の寒さがつらい」という方も多いのではないでしょうか。
より快適なバスタイムを手に入れるには、床の冷たさだけでなく、お風呂が寒く感じる要因にもあわせて対策すると効果的です。
ここからは、お風呂の寒さの要因について見ていきましょう。
要因①窓から冷気が侵入している
風呂場の温度を下げる要因として、窓から入ってくる冷気が考えられます。特に、築年数が経っている場合、劣化によって窓枠やサッシの隙間から外気が侵入しやすくなっているかもしれません。
また、1枚ガラス(単層ガラス)の大きな窓は断熱性が低く、外気の冷たさが直接伝わりやすいです。
二重窓にして窓周りの密閉性を高めたり、浴室用のカーテンを用いたりして、窓からの冷気の侵入を抑える工夫を検討してみましょう。
要因②換気扇が常時稼働している
換気扇は、お風呂の湿気やカビの発生を防ぐためにも重要ですが、入浴中も稼働させていると、せっかくの暖かい空気が逃げてしまいます。入浴中はオフにして、入浴後にオンに切り替えるという使い分けが大切です。
浴室が乾いたら自動停止するといった作動時間を調節できるタイプもありますので、交換を検討されるのも良いでしょう。
要因③浴室全体の断熱性が低い
風呂場が寒いのは、壁や天井の断熱材が不十分であったり、古い建物で断熱性能が劣化していたりと、断熱性の低さが要因である場合も考えられます。外気の影響を受けやすく、なかの温度が下がりやすいのです。
断熱材の追加や、断熱構造が優れたユニットバスへ交換するなど、断熱性向上の対策を検討してみましょう。
お風呂の床が冷たいならリフォームもおすすめ!
お風呂の床の冷たさを根本的に解決したいなら、お風呂の断熱性(保温性)を向上するリフォームをおすすめします。
理由としては、床だけでなく壁や天井の断熱性能も向上させることで、浴室全体を快適な温度に保ちやすくなるからです。
冬場における入浴時の寒さが軽減され、ヒートショックのリスクも低下するでしょう。
工事の手間や初期費用はかかるものの、高機能な設備を整えれば室内の暖かな空気を逃がしにくくなり、長い目で見たトータルコストの削減につながる期待が持てます。
具体的な内容としては、先ほども少しお伝えした窓の性能向上や断熱材の追加、ユニットバスへの交換、といったリフォームのほか、床材を変更する方法も有用です。
リフォームのタイミングとしては、床材の冷たさが耐えられなくなったときや、「床材の劣化や汚れが気になる」「子どもやシニア世代の安全のために機能性を重視したい」といった、浴室の劣化状況や家族構成の変化があった際に検討すると良いでしょう。
費用面は、選択する製品や素材によっても変わってきます。
具体的な費用や、リフォームの詳細については、「お風呂の床リフォームとは?方法や費用相場・注意点も解説!」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
最後に、冷たさを感じづらい床材を採用した製品の中でも、特に注目の3つをご紹介しますね!
床の冷たさを改善するおすすめ製品
おすすめ製品の特徴とメリットをお伝えします。TOTO製 シンラ「ほっカラリ床」
TOTO製の浴室 シンラの「ほっカラリ床」は、2つの断熱層で⾜裏からの冷気を遮断してくれるので、床を踏んだ際の「ヒヤッと感」がありません。また、床の表層は滑りにくく、内側は畳のような柔らかさがあり、断熱性保持以外にも、衝撃吸収、防音効果が期待できます。
そのほか、独自の表面構造によって水はけが良く、乾きやすい特徴があり、床表面の凹凸が少ないため、掃除もしやすく衛生的です。
滑りにくく、転倒のリスクも減らせます。
リクシル製 リデア「キレイサーモフロア」
リクシル製の浴室 リデアの「キレイサーモフロア」は、足裏から逃げる熱を少なくして、冷たさを感じにくくする独自機能を備えています。また、油をはじく成分により、床表面に汚れが付きにくく、落としやすい利点もあります。
溝が広いので掃除しやすいのも、風呂場を衛生的に保ちやすく便利なポイントです。
タカラスタンダード製 グランスパ「キープクリーンフロア」
タカラスタンダード製の浴室 グランスパの「キープクリーンフロア」は、熱伝導性の高い磁器製のタイルで、お湯をかけるとすぐに温まりやすい特徴があります。床下からの冷気を遮断するタイル下の保温材のおかげで、じんわりとした暖かさを感じられるでしょう。
また、独自の表面加工技術により、汚れが付きにくく落ちやすいため、長期的に美しさを保ちやすいメリットもありますよ。
床の冷たさを解決するなら北ガスフレアストにおまかせ!
北ガスフレアストのリフォームなら、ご紹介した製品へのリフォームもでき、さらに浴室暖房乾燥機や脱衣室暖房(タオルハンガータイプも有り)も設置できます。また、北ガスフレアストのリフォームは、以下の3つが強みです。
- ・地域での長い歴史と信頼で、リピーター率が高い
- ・北海道の地域性に配慮した豊富な経験・知識によるトータルでのご提案が可能
- ・お客さまに最適な補助金制度のご提案が可能
「お風呂の床が冷たい」を解決するリフォームを、お客様のご希望やご予算に合わせた形で柔軟にご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談くださいね!
インターネットからのお問い合わせ以外に、お電話でのご相談も受け付けております。
お風呂の床が冷たいのはリフォームで改善できる!床材の変更を検討しよう
お風呂の床の冷たさには、床になるべく触れない、床を温める、浴室全体を暖めるといった対策があります。
とはいえ、風呂場の寒さは床だけではなく、窓からの冷気や換気扇の常時稼働、風呂場全体の断熱性の低さなども要因として挙げられるので、各要因への対処もあわせて行うと効果的です。
お風呂の寒さを解消するためのリフォームには、窓の性能アップや断熱材の追加、ユニットバスへの変更といくつかあります。
なかでも特に、床の冷たさを根本から改善したいなら、冷たさを感じづらい床材へのリフォームがおすすめです。
浴室の劣化状況や、家族構成の変化などにあわせて、タイミングを検討してみましょう。
浴室のリフォームに関するご相談、ご依頼は北ガスフレアストにお任せください。
リフォームのプロが責任をもってしっかりサポートいたします。