お風呂の自動湯はり機能とは?使用上の注意点も紹介
スイッチ一つで浴槽に温度を調節してお湯を入れる、お風呂の自動湯はり機能。
手間なくいつでも快適な温度のお風呂に入れるので、とても便利な機能です。
今回は、お風呂の自動湯はり機能について解説。
お風呂の自動湯はり機能の種類や注意点、自動湯はり機能と一緒に使われることの多い追いだき機能についてもご紹介していきます。
お風呂の自動湯はり機能とは?
お風呂の自動湯はり機能とは、スイッチを押すだけで空の浴槽に自動でお湯を入れることができる機能のこと。
従来は蛇口からお湯と冷水を適温に調節して浴槽に注ぐ必要がありましたが、最近のお風呂では自動湯はり機能を搭載している給湯器を採用しているケースが多いです。
スイッチ一つで適温のお湯を設定した量だけ注ぐことができるので、手間をかけることなくお風呂にお湯をためることができます。
オートとフルオートの違い
お風呂の自動湯はり機能には「オート」と「フルオート」があります。オートもフルオートも、スイッチを押すことで次のようなことを自動で行います。
- ・自動湯はり
- ・設定湯量で自動ストップ
- ・自動保温・追いだき
オートとフルオートの大きな違いは「たし湯機能」。
オートの場合はたし湯のスイッチを手動で押してたし湯をしますが、フルオートの場合は設定湯量より水位が3〜4cmほど下がると、自動でたし湯を行います。
さらに、フルオートは配管自動洗浄機能が付いており、新しいきれいなお湯や水でおいだき配管内を自動洗浄してくれますよ。
※メーカーによって機能が異なる場合があります。
お風呂の自動湯はり機能を使うときの注意点
便利なお風呂の自動湯はり機能ですが、使用するにはいくつかの注意点があります。
注意点①設定量を間違うとお湯があふれることがある
お風呂の自動湯はり機能は、あらかじめ設定した湯量を自動で浴槽に入れます。そのため、湯量の設定を間違ったり、残り湯が入っている状態で自動湯はりしてしまったりすると、浴槽からお湯があふれてしまう場合があるため注意しましょう。
注意点②定期的な掃除をする必要がある
お湯が出る浴槽循環口や配管に汚れが付着しているとお湯があふれる原因になるため、定期的に掃除を行います。浴槽循環口はカバーを外して歯ブラシなどを使って洗い、自動運転をしてきれいにしましょう。
配管はふろ配管洗浄剤やふろ釜洗浄剤などを使用して洗浄します。
追いだき機能の正しい使い方もマスター!
自動湯はり機能と一緒に使われることの多い機能として、追いだき機能があります。
先ほどご紹介したとおり、お風呂の自動湯はり機能には「オート」と「フルオート」があり、どちらにも追いだき機能が備わっています。
追いだき機能は、冷めてしまったお湯をもう一度温めなおす機能で、スイッチ一つで快適な温度に調整できます。
追いだき機能を使えば、お湯を入れ替えて温めなおす必要がないため、水道代を節約できる点もメリット。
家族が複数人いる場合も、家族みんなが適温のお湯に浸かることができますよ。
なお、追いだき機能を使用したい場合は、入浴剤を使わないのがベスト。
追いだき機能は、浴槽内のお湯を給湯器に吸い込んで温め直し、それを浴槽に戻す仕組みになっています。
そのため、浴槽内のお湯に入浴剤が含まれていると、入浴剤の成分が給湯器の配管に付着してしまい、汚れや劣化の原因につながります。
お風呂の追いだき機能については下記コラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
お風呂の追いだきのメリット・デメリットとは?節約ポイントもご紹介!
【まとめ】お風呂の自動湯はり機能の使い方を知って快適なバスタイムを
お風呂の自動湯はり機能とは、スイッチを押すだけで空の浴槽に自動でお湯を入れることができる機能のこと。
スイッチ一つで適温のお湯を設定した量だけ注ぐことができるので、手間をかけることなくお風呂にお湯をためることができます。
お風呂の自動湯はり機能には「オート」と「フルオート」があり、「自動お湯はり」「設定湯量で自動ストップ」「自動保温・追いだき」を自動で行います。
さらに、フルオートの場合は設定湯量より水位が3〜4cmほど下がると、自動でたし湯をする機能や、配管自動洗浄機能を搭載している給湯器もありますよ。
便利なお風呂の自動湯はり機能ですが、使用する際は次の点に注意をしましょう。
- ・設定量を間違うとお湯があふれることがある
- ・定期的な掃除をする必要がある
また、冷めてしまったお湯をもう一度温めなおす追いだき機能も、便利な機能の一つ。
追いだき機能を使えば、スイッチを押すだけでお湯を温めなおすことができますよ。
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