洗面所をホテルライクな印象にするポイントとおすすめの洗面台を紹介
毎日使う洗面所を、まるでホテルのように洗練された空間にしたいと思ったことはありませんか?
高級感がありながらも使いやすく、毎日の身支度が楽しくなる。
そんな理想の洗面所をつくるためには、いくつかのポイントがあります。
今回は、洗面所をホテルライクに見せるコツや収納の工夫、さらにおすすめの洗面台を3つご紹介します。
リフォームをご検討中の方は、ぜひ参考になさってくださいね!

洗面所をホテルライクな印象にするポイントは?
ホテルの洗面所は、洗練されたデザインと高級感が特徴です。
日常的に使う場所でありながら、特別な雰囲気を感じられるのが魅力。
そんな空間をご自宅で実現するには、次のポイントを意識することが大切です。
好みのテイストを決める
まず重要なのは、目指す雰囲気を明確にすることです。クラシックなヨーロッパスタイル、シンプルモダン、自然素材を生かしたナチュラルスタイルなど、方向性を決めておくとインテリア選びや空間づくりがスムーズになります。
テイストが定まっていないと、アイテム選びに迷いが生じ、統一感のない仕上がりになってしまう可能性があります。
インテリアや壁紙にこだわる
テイストに合わせて、洗面所を彩るアイテムを選びましょう。クラシックスタイルならアンティーク調の小物、モダンスタイルならシンプルで直線的なデザイン、ナチュラルスタイルなら木材や竹など自然素材のアイテムがよく合います。
また、壁紙は空間の印象を大きく左右します。
白系は明るく清潔な雰囲気に、グレー系は落ち着いた印象に、淡いカラーは柔らかさを演出します。
洗面所で過ごす時間をどのように感じたいかをイメージしながら選ぶと良いでしょう。
ゆとりのある空間づくり
ホテルの洗面所が広々として感じられるのは、実際の面積だけでなく「見せ方」に工夫があるからです。例えば、洗面台の幅を広めに取ると、ゆとりを感じられます。
特に幅1,200mm以上の洗面台は、カウンタースペースも広く、使いやすさと高級感を両立できます。
また、視線の誘導も効果的です。
照明や壁面装飾などを活用して奥に目線が向くようにレイアウトすると、空間が広く見えます。
明るい色を基調にすると、光の反射で開放感が生まれます。
ホテルライクな洗面所にするには収納もポイント!

ホテルの洗面所に生活感がないのは、収納が上手に工夫されているからです。
ご自宅でも同じように「隠す収納」と「見せる収納」をバランス良く使い分けましょう。
隠す収納で生活感をなくす
歯ブラシや洗剤、化粧品など生活感が出やすいアイテムは、扉付きの収納へ。特に鏡裏の収納は、よく使うものをサッと取り出せて便利です。
大容量のキャビネットがあれば、洗剤のストックやタオル類もまとめて収納可能。
動線がシンプルになって、日々の家事も効率的になります。
見せる収納でおしゃれに演出
観葉植物やアートなどインテリア性の高いものは見せる収納に。タオルやボトル類も色や形を揃えて並べれば、整然と美しく見せられます。
ただし、見せるアイテムは厳選が必要です。
タオル、ソープディスペンサー、グラスなど、デザイン性の高いものに絞り、その他は隠す収納へ。
全体のテイストに合わせて選ぶことで、統一感のある洗面所が完成します。
洗面所をホテルライクに見せるおすすめの洗面台をご紹介
洗面所をホテルのような空間に変えてくれるおすすめの洗面台を3つご紹介します。
それぞれの特徴や、ホテルライクな空間づくりに適している理由を見ていきましょう。
LIXIL製「クレヴィ」
LIXIL製の「クレヴィ」は、2016年度と2023年度にグッドデザイン賞を受賞した洗面台。上部から水が出る「キレイアップ水栓」と、水はねを拭き取りやすい「キレイアップカウンター」を採用しており、お手入れのしやすさが魅力です。
ホテルライクな雰囲気を演出できるポイントは、水栓まわりに水がたまりにくく、つなぎ目がないため清潔な状態を保ちやすい点。
さらにタッチレス水栓や即湯水栓を選べば、手を差し出すだけで水が出たり、すぐにお湯が使えたりと、ホテルのような快適性も実現できます。
収納はフルスライドタイプにスマートトレイを装備。
洗面小物をすっきり整理でき、熱に強い金属製トレイを選べば、使用後のヘアアイロンもそのまま収納可能です。
TOTO製「サクア」
TOTO製の「サクア」は広くて深い陶器ボウルが特徴で、美しい見た目はホテルライクな雰囲気を演出するポイントでもあります。スクエア形状のシャープなデザインで、大きなバケツも置けるサイズ感が魅力。
水はねを抑えられるため、衣類の手洗いや洗髪も快適に行えます。
TOTO独自のクリーン技術「きれい除菌水」は、ボタンを押すだけで歯ブラシや排水口に除菌水をふきかけ、汚れや菌の発生を抑える便利機能。
使用後に自動で噴霧する機能もあり、清潔さを保ちやすい仕様です。
さらに「セフィオンテクト陶器ボウル」は表面がなめらかで汚れに強く、落としやすいのが特徴。
排水管の配置を工夫した「奥ひろ収納」により、デッドスペースを有効活用でき、すっきりとした洗面空間を実現します。
タカラスタンダード製「ファミーユ」
タカラスタンダード製の「ファミーユ」は、高品位ホーロー素材を使用した洗面台です。ホーローは汚れに強く、お手入れが簡単。さらに衝撃やキズ、熱にも強く、湿気やカビを防ぎ、美しい状態を長く保てます。
ホテルライクな雰囲気を演出できるポイントは、3種類のカウンタータイプから選べる自由度の高さです。
ベッセルボウル、フラット、ハイバックのカウンタータイプがあり、それぞれ異なる雰囲気を演出できます。
以下画像引用元:タカラスタンダード カタログページ
ベッセルボウル▼

フラット▼

ハイバック▼

※①:2WAYカウンター/②:フラット底
また、間口を1cm刻みでオーダーできるため、空間にぴったり合わせられるのも魅力です。
特にフラットカウンタータイプは、マットな質感のホワイトカウンターが清潔感を演出し、ホテルのような洗練された印象に。
扉カラーは8色から選べるので、インテリアに合わせたコーディネートも可能です。
また、ホーロー素材の壁面はマグネット対応で、収納を自在にレイアウトできる点も便利。効率的な空間活用ができます。
洗面所のリフォームをお考えなら、お風呂など水回りのリフォームもまとめて行うとお得になることが多いです。
こちらのコラムもぜひ参考にしてみてください。
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洗面所をホテルライクな空間に仕上げて毎日を快適に!
洗面所をホテルライクな印象にするには、まずテイストを決めて、それに合わせたインテリアや壁紙を選ぶことが大切です。
ゆとりのある空間づくりを意識し、視線の誘導や色使いを工夫することで、広がりを感じられる洗面所になります。
収納は「見せる」と「隠す」を使い分けることがポイント。
生活感の出やすいアイテムは扉付き収納に隠し、デザイン性の高いアイテムだけを見せることで、洗練された空間を保てます。
ホテルライクな洗面所におすすめの洗面台として、LIXIL製の「クレヴィ」、TOTO製の「サクア」、タカラスタンダード製の「ファミーユ」をご紹介しました。
それぞれお手入れのしやすさ、デザイン性、収納力に優れており、理想の洗面空間づくりをサポートしてくれます。
洗面所のリフォームをご検討中の方は、水回りのリフォームをまとめて行うとお得になることが多いので、お風呂のリフォームもぜひあわせて検討してみてはいかがでしょうか。

洗面所などの水回りのリフォームは、ぜひ北ガスフレアストにご相談ください。
ホテルライクな洗面所で、毎日の暮らしをより快適に、より豊かにしましょう。














