外壁の色選びで迷ったら!おすすめ人気色と配色のポイント

外壁のリフォームを検討する際「外壁はどの色を選べばいいのだろう?」「人気の色って何だろう?」と迷ってしまうことはありませんか?
外壁の色は住まいの印象を大きく左右する重要な要素です。
一度決めたら長期間使い続けることになるため、慎重に選びたいものですね。
今回は、外壁塗装で人気の高い色をご紹介するとともに、色選びの際のポイントや、おしゃれなツートンカラーの取り入れ方についても詳しく解説します。

リフォームで外壁の色はどう選ぶ?
外壁の色選びには、見た目の美しさだけでなく、実用性や周囲との調和も考慮する必要があります。
ここでは、失敗しない色選びのポイントと注意点についてご紹介します。
色選びの基本ポイント
外壁の色を選ぶ際に、押さえておくべきポイントをご紹介します。近隣との調和を意識する
まず確認したいのが、周辺の住宅との調和です。あまりにも奇抜な色を選んでしまうと、街並みから浮いてしまう可能性があります。
お住まいの地域を散歩して、どのような色合いの住宅が多いかを観察してみましょう。
地域によっては景観ガイドラインが存在することもあるため、あわせて確認しておくと良いですよ。
汚れの目立ちにくさを重視する
外壁は常に雨風や紫外線にさらされるため、どうしても汚れが付きやすい部分です。真っ白や真っ黒などの色は汚れが目立ちやすく、メンテナンスの頻度が高くなってしまいます。
例えばグレーやベージュなどの中間色なら、多少の汚れも目立ちにくくなります。
屋根や付帯部との色合わせを確認する
外壁単体で考えるのではなく、屋根や雨どい、窓枠などとの相性も重要なポイントです。全体のバランスを考えて、統一感のある色選びをすると失敗が少ないでしょう。
外壁の色選びの際に注意する点
外壁の色は、できるだけ大きなサンプルで確認するのがおすすめ。同じ色でも、面積が広くなると明るい色はより明るく、暗い色は寄り暗く見える「面積効果」があるためです。
また、室内照明と屋外の太陽光では色の見え方が異なるため、自然光の下での確認も大切。
モデルハウスや施工事例をチェックできると理想的です。
晴れの日・曇りの日・朝夕など、複数の条件でチェックすると良いでしょう。
外壁の人気色は?ツートンカラーもおすすめ!

現在、外壁塗装で人気のあるカラーと、それぞれの特徴をご紹介します。
外壁塗装の人気色5選
外壁塗装でよく選ばれている人気の色をご紹介します。どの色も実用性と美観を兼ね備えた、長く愛され続けている定番カラーです。
1. ベージュ系
温かみのある優しい印象を与え、どのような住宅デザインにも自然になじみます。汚れが目立ちにくく、メンテナンスの手間が少ないことも人気の理由です。
クリーム色に近い明るめのベージュから、ブラウンに近い落ち着いたベージュまで、幅広いバリエーションがあります。
2. グレー系
近年人気が急上昇しているのがグレー系の色です。モダンでスタイリッシュな印象を与え、都市部の住宅で特に好まれています。
汚れが非常に目立ちにくく、実用性に優れているのも大きな魅力です。
薄いグレーは爽やかな印象に、濃いグレーは重厚感のある仕上がりになります。
3. ホワイト系
清潔感と高級感を演出できるホワイト系も根強い人気です。明るく開放的な印象を与え、住宅を大きく見せる効果もあります。
ただし、汚れが目立ちやすいため、定期的なメンテナンスが必要となるでしょう。
真っ白ではなく、わずかにベージュやグレーを含んだオフホワイトを選ぶと汚れが目立ちにくいです。
4. ブラウン系
自然な温かみを感じられるブラウン系は、落ち着いた印象の住まいにしたい方におすすめです。和風・洋風どちらの住宅にもなじみやすく、周囲の緑とも美しく調和します。
汚れが目立ちにくく、経年変化も穏やかなため、長期間美しい外観を保てます。
5. ブラック系
高級感とモダンな印象を演出できるブラック系も注目を集めています。シンプルながら存在感があり、洗練された外観に仕上がります。
ただし白っぽい汚れが目立ちやすく、夏場は熱を吸収しやすいため、立地条件を考慮して選びましょう。
ツートンカラーの魅力とポイント
住宅に立体感とアクセントを加えられるツートンカラーも人気です。色は、同色系の濃淡で組み合わせるとメリハリを付けつつ統一感を出せます。
例えば、ホワイト・グレー系と、ブラック・ネイビー系の組み合わせは、スタイリッシュな雰囲気になって人気がありますよ。
ツートンカラーを取り入れる際のポイントも押さえておきましょう。
配色の黄金比は6:4〜7:3
ツートンカラーの配色がバランス良く見えるのは、6:4から7:3程度の比率です。面積の大きい方をベースカラーとして淡い色、小さい方をアクセントカラーとして濃い色にすると、全体の統一感を保ちながらメリハリのある仕上がりになります。
色分けのパターン
1階と2階で色を変える方法が最も一般的です。また、バルコニーや玄関周りなど、建物の一部分だけに異なる色を使用する部分的なアクセント手法も人気があります。
縦方向に色分けは、よりスタイリッシュな印象にもなります。
外壁の色を変える際に一緒にすると良いこと

外壁の色を変える際は、ほかの部分のリフォームもあわせて検討するのもおすすめです。
トータルで検討することで、より美しく調和の取れた外観にでき、同時に施工することで、コストや工期の面でもメリットがありますよ。
屋根の色や玄関ドアも合わせて色変更
外壁の色を決める際は、屋根の色との相性も重要な要素です。全体のバランスを考えた色選びで、統一感のある美しい外観を実現できます。
外観はシックで飽きのこない色味が人気です。
外壁と屋根を同系色でまとめると、落ち着いた印象になるため、例えばベージュの外壁にブラウンの屋根、グレーの外壁にダークグレーの屋根といった組み合わせが人気を集めています。
屋根は外壁よりもやや濃い色を選ぶと、全体が引き締まって見えますよ。
また、あえて異なる色系統を組み合わせることで、個性的でおしゃれな外観にすることもできます。
例えば、白い外壁に黒い屋根、薄いグレーの外壁に濃いブラウンの屋根などが人気の組み合わせです。
さらに、外壁や屋根の色に合わせてドアの色も検討すると、より統一感のある仕上がりになります。
ナチュラル系の外観には明るい木目やホワイト、シックな外観にはダークブラウンやグレーなど、外壁・屋根との調和を意識した色選びが大切です。
アクセントとしてあえてドアだけに深いグリーンやネイビーを取り入れるのも、おしゃれな印象を演出するテクニックのひとつです。
そのほかの部分もトータルでリフォーム
外壁の色変更と同時に、外観に関連する気になる箇所も、合わせてメンテナンスするのもおすすめです。サッシまわりのメンテナンスも重要
窓のサッシや雨戸なども外観の印象を左右する要素です。色褪せや汚れが目立つ場合は外壁塗装と同時にメンテナンスすることで、全体の美観を整えられます。
雨どいなどの付帯部も忘れずに
雨どいや破風板、軒天なども外観の一部です。これらの付帯部の色も外壁の色に合わせて塗装することで、より完成度の高い仕上がりになります。
外壁の劣化状況や補修のタイミングについては「外壁補修はいつするべき?判断基準と方法について解説」で詳しく解説しています。
あわせて、参考にしてみてくださいね。
外壁のおすすめ色で理想の住まいを実現しよう
外壁の色選びは、住まいの印象を決める重要な要素です。
特に、汚れが目立ちにくく実用的なベージュやグレー、スタイリッシュな印象を演出できるホワイトやブラックなどのカラーが人気です。
デザイン性やオリジナリティを高められるツートンカラーを選ぶ方も増えています。
色を選ぶ際には、近隣との調和や汚れの目立ちにくさ、建物全体のバランスを考慮すると良いでしょう。
外壁の色変更と同時に、屋根や玄関ドア、サッシまわりもトータルでメンテナンスすることで、より完成度の高い外観を実現できます。

北ガスフレアストでは、外壁の塗装に関するご相談を承っております。
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色選びでお悩みの方、外壁リフォームをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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