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豆知識

屋根材の種類と特徴を徹底解説!北海道ならではの選び方も

こんにちは!快適なくらしづくりのパートナー、北ガスフレアストです。

屋根のリフォームでは、どんな屋根材を選ぶかということも重要ポイント!

特に寒冷地・多雪地域である北海道では、「断熱性」「耐凍害性」「積雪荷重への対応」など、気候に適した屋根材選びが欠かせません。

適切な屋根材を選べば、長期間安心して住み続けられる住まいを実現できるんです。

今回は、屋根材の種類の特徴、北海道で使われることの多い屋根材、失敗しない選び方のポイントまで詳しくご紹介します。

屋根リフォーム成功のための参考にしてください!屋根材・外壁リフォーム


屋根材の基本の種類をご紹介


屋根材は大きく分けて「スレート系」「セメント系」「金属系」「粘度系」の4系統に分類されます。
ただし、北海道で採用されている屋根材は限定されるため、後ほど詳しくご説明します!

スレート系

セメントを主成分とした薄い板状の屋根材です。
現在の日本で最も普及している屋根材で、軽量で施工しやすく、価格も比較的安価という特徴があります。
カラーバリエーションが豊富でさまざまな住宅デザインに対応できます。

金属系

鋼板にメッキを施した屋根材の総称です。
トタンやガルバリウム鋼板、最近では石粒付きガルバリウム鋼板なども人気です。
軽量で耐震性に優れ、雨漏りしにくい構造が特徴で、リフォームでよく選ばれています。

セメント系

セメントと砂を原料として作られる屋根材です。
プレスセメント瓦やコンクリート瓦などがあり、粘土瓦より安価でありながら瓦のような外観を実現できます。
ただし、定期的なメンテナンスが必要で、新たに採用されるケースは少なくなっています。

粘土系

粘土を焼いて作る瓦を指します。
耐久性が非常に高く、一度施工すれば長期間使用できます。
重厚感のある外観と優れた断熱性・遮音性が魅力ですが、重量があるため耐震性への配慮が必要であり、こちらも新たに採用されるケースは少なくなっています。


北海道で使われる屋根材の種類は?詳しくご紹介

屋根材にはさまざまな種類がありますが、寒冷地・多雪地である北海道では、気候や凍害リスク、積雪荷重などを考慮した選定が欠かせません。

代表的な屋根材について、北海道での適性に応じて「よく使われる」「条件付きで使われる」「基本的に使われない」の3段階に分けてご説明します。

北海道でよく使われる屋根材

北海道の住宅で現在もっとも多く使われているのが、以下の金属系屋根材です。
このほか、近年は石付き金属瓦屋根も注目されています。

ガルバリウム鋼板(金属系屋根材)

アルミニウムと亜鉛のメッキを施した鋼板で、従来のトタンより格段に耐食性が向上し、軽量で加工性に優れています。

北海道では、積雪の滑りやすさや寒冷地での熱伸縮を考慮して「縦葺きのガルバリウム鋼板」が多く採用されています。

また、雪庇や氷柱ができにくいように設計されるケースもあります。
断熱材と一体になった商品は、夏の暑さ対策だけでなく冬季の結露・室温低下対策にも有効です。

  • ・耐久年数:20~30年
  • ・メンテナンス頻度:15~20年ごとの塗装
  • ・費用目安:6,000~9,000円/㎡
 

石粒付きガルバリウム鋼板(金属系屋根材)

ガルバリウム鋼板の表面に天然石粒をコーティングした屋根材で、ジンカリウム鋼板ともいいます。
石粒が雨音を軽減し、紫外線による劣化も防ぐため、金属屋根の弱点を補った製品です。

メンテナンス性に優れ、30年以上メンテナンスフリーを謳う商品もあります。
材料費は高めですが、長期間のメンテナンス不要を考えると、ライフサイクルコストでは優秀といえるでしょう。

北海道の寒冷地でも、高い耐久性と断熱性を発揮できる点から注目度が高く、雪音を和らげたい方にもおすすめです。

  • ・耐久年数:40~50年
  • ・メンテナンス頻度:30年以上不要
  • ・費用目安:7,000~12,000円/㎡
 

ステンレス鋼板(金属系屋根材)

鉄にクロムやニッケルを加えた合金で、非常に高い耐食性をもつ屋根材です。
サビに強く、海沿いや寒冷地など過酷な気象条件にも適しています。
熱伝導率が比較的低いため、断熱材と併用することで室内の温度変化を抑える効果も期待できます。

一方で材料費が高く、加工や施工には技術が必要なため採用は限られますが、凍害や積雪による劣化リスクが少なく、北海道では耐久性の高い屋根材として一定の評価があります。

  • ・耐久年数:50年程度
  • ・メンテナンス頻度:20年程度
  • ・費用目安:10,000~15,000円/㎡
 

北海道では条件付きで使われることがある屋根材

全国的には使われている屋根材でも、寒冷地や多雪地である北海道では課題があるものがあります。

性能を高めた製品や、防水塗装や雪止めなどの工夫を組み合わせるなど、条件付きで採用されるケースもある素材もご紹介します。

化粧スレート(スレート系屋根材)

セメントに繊維質材料を混ぜて薄い板状に加工した屋根材。
薄く軽量なため、建物への負担が少なく耐震性に優れていること、豊富なカラーバリエーションで、和風・洋風問わずさまざまな住宅に対応可能なことがメリットです。

一方で、薄いため割れやすく、表面の塗膜が劣化すると防水性がなくなってしまう点がデメリットです。
北海道では、塗膜の劣化によって水を吸い込みやすくなり、凍害で割れてしまうリスクがあるため、採用には慎重さが求められます。

ただし、メンテナンスをきちんと行えば使用可能で、実際に施工されている事例も存在します。

  • ・耐久年数:20~30年
  • ・メンテナンス頻度:約10年ごとの塗装
  • ・費用目安:4,500~8,000円/㎡
 

プレスセメント瓦(セメント系屋根材)

セメントと砂をプレス成形して作られる瓦状の屋根材で、粘土瓦に似た外観と、防火性・断熱性・遮音性を備えています。
多彩なデザイン展開が可能な点も特徴です。

ただし、防水性がなく塗膜が劣化すると吸水しやすくなり、寒冷地では凍害によるひび割れのリスクがあります。
また、重量があるため耐震性への配慮も必要です。全国的にも採用は減少傾向にあります。

北海道でも使用は少ないですが、近年は寒冷地対応の塗膜を備えた製品も登場しており、雪止めや定期塗装などの対策を前提に採用されることもあります。

  • ・耐久年数:30~40年
  • ・メンテナンス頻度:15年ごとの塗装
  • ・費用目安:6,000~8,000円/㎡
 

北海道では基本的に使われない屋根材

全国的には一定の使用例があるものの、北海道の気候や積雪環境には適さず、採用されることがほとんどない屋根材もあります。
凍害リスクや構造上の負担が大きいため、選定には注意が必要です。

天然スレート(スレート系屋根材)

粘板岩を薄い板状に加工した高級屋根材で、自然石特有の重厚感と美しさが魅力です。

ただし、吸水によって凍害を起こすことがあるため、寒冷地である北海道では採用されるケースがほぼなく、化粧スレート以上に不向きといえます。
価格が高く重量もあるため、全国的にも採用は限定的です。

  • ・耐久年数:20年以上
  • ・メンテナンス頻度:基本的に塗装不要
  • ・費用目安:8,000~10,000円/㎡以上
 

トタン(金属系屋根材)

亜鉛メッキを施した薄い鉄板で、かつては金属屋根の主流でした。
施工が簡単で材料費も安価なため、以前は北海道でも広く使われていました。

しかし、耐食性が低く、寒冷地では雪や氷によるサビ・劣化が起きやすいため、現在ではほとんど採用されていません。
また、断熱性や遮音性も乏しく、冬の寒さや雪落下音に対する性能も課題です。

金属系屋根材では、より耐久性・耐食性に優れたガルバリウム鋼板が主流となっています。

  • ・耐久年数:10~20年
  • ・メンテナンス頻度:7~10年ごとの塗装
  • ・費用目安:5,000~6,000円/㎡
 

コンクリート瓦(セメント系屋根材)

コンクリートを原料として成形した瓦状の屋根材で、プレスセメント瓦より厚みがあります。
断熱性・遮音性に優れ、重量感のある外観が特徴ですが、重いため建物への負担は大きくなります。

また、寒冷地では塗装が劣化した場合に水を吸って凍結し、ひび割れを起こす「凍害」のリスクもあります。

北海道のような積雪量が多く寒さの厳しい地域では、構造面・気候面の両方から不向きとされており、ほとんど採用されていません。

  • ・耐久年数:30~40年
  • ・メンテナンス頻度:15年ごとの塗装
  • ・費用目安:6,000~8,000円/㎡
 

和瓦・洋瓦(粘土系屋根材)

粘土を焼いて作る瓦で、釉薬をかけた陶器瓦が一般的。
塗装が不要で、遮音性や断熱性に優れており、屋根材として大変高性能です。

ただし北海道では、重量のある屋根は積雪との複合荷重で建物への負担が大きくなります。
また、瓦は雪が滑り落ちにくく、雪庇(せっぴ)や氷柱(つらら)が発生しやすくなる傾向があるため、雪処理や隣家への配慮も不可欠です。

耐震性と構造の十分な検討が必要となるため、使われることはほぼありません。

  • ・耐久年数:50~100年
  • ・メンテナンス頻度:漆喰の点検・補修(定期的)
  • ・費用目安:8,000~12,000円/㎡


屋根材選びに悩むなら、ここをチェック!

チェック
屋根材の種類が豊富で選択に迷われる方も多いでしょう。

近年特に人気が高いのは、ガルバリウム鋼板です。
軽量で耐震性に優れ、雨漏りしにくい構造が評価され、新築・リフォーム問わず多く採用されています。

また、石粒付きガルバリウム鋼板も、メンテナンスの手間が少ないことから注目を集めていますよ。

屋根材を選ぶ際は、以下のポイントを基準に検討することをおすすめします。

予算

初期費用だけで屋根材を選ぶと、将来的にかえって費用がかさむケースもあります。
例えば、寒冷地では凍害やサビによる劣化が早まるため、塗装や補修が頻繁に必要になる屋根材では10年ごとのメンテナンスが欠かせません。

結果として、30年ほどのあいだに複数回の塗装・補修が発生し、累計の出費が想定以上に大きくなることもあります。

特に北海道のように、積雪や気温差の影響を受けやすい地域では、初期費用の安さだけで選ばず、気候に適した耐久性とメンテナンス性を備えた素材を選ぶことが、長期的なコストを抑えるうえで重要です。

目先の価格ではなく「30年後の総費用」を見据えて判断する視点が求められます。

住宅の立地環境

例えば、海岸近くであれば塩害に強いガルバリウム鋼板、雪の多い地域では重量に耐える構造かどうかを検討する必要があります。

また、寒冷・多雪の北海道では、「断熱性・凍害への強さ・積雪荷重への耐性」を備えた屋根材が必要です。

なかでもおすすめは、ガルバリウム鋼板や石粒付きガルバリウム鋼板。
軽量で凍害の心配がなく、縦葺きにすることで雪が自然に落ちやすくなり、雪庇や雨漏り対策にも効果的です。

メンテナンスの頻度

定期的な塗装が必要な屋根材と、長期間メンテナンスフリーの屋根材では、将来の手間と費用が大きく変わります。

特に北海道では冬場のメンテナンスが難しいため、耐久性の高い素材や長期保証のある製品が選ぶのがおすすめです。


北ガスフレアストでも屋根リフォームに対応しています。

お客さまのお困りの「声」に耳を傾け、これらのポイントを踏まえて最適な屋根材をご提案いたします!

地域特有の気象条件を熟知したスタッフが対応いたしますので、北海道ならではの屋根事情にも柔軟に対応可能です。

また、北ガスフレアストは長年の実績と、北ガスグループとしての信頼を強みに、お客さまに安心してお任せいただける体制を整えております。

経験豊富なリフォームプランナーが、お見積もり・ご相談を無料で対応。
各種リフォームローンにも対応していますので、ご予算に応じたご提案も可能です。

屋根リフォームをご検討の際は、お気軽にご相談ください!


適切な屋根材の種類選びで長く安心できる住まいを実現


屋根材の種類は、スレート系、金属系、粘土系、セメント系の4つに大別され、それぞれに特徴的なメリット・デメリットがあります。

特に寒冷・多雪の北海道では、気象条件が屋根選びに与える影響が非常に大きく、屋根材選びでも断熱性・耐積雪性・凍害対策を重視することが欠かせません。

軽量で凍害の心配が少ない「ガルバリウム鋼板」や、メンテナンス性に優れた「石粒付きガルバリウム鋼板」などが特に人気です。

また、初期費用を抑えたい場合は化粧スレートも候補となりますが、凍害リスクには注意が必要です。 屋根材は、機能性・デザイン性・将来のメンテナンス性を総合的に比較し、北海道の環境に合ったものを選ぶことが重要です。

適切な屋根材を選ぶことで、長期間にわたって安心して住み続けられる住まいを実現できるでしょう。

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北ガスフレアストでは、屋根のリフォームに関するご相談も承っております。

お客様のライフスタイルや空間に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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