狭い・使い勝手の悪いキッチンをリフォームするには?事例もご紹介!
キッチンは毎日使うものなので、狭くて使い勝手の悪いキッチンは日々のストレスにつながります。
そんなお悩みの方におすすめなのが、キッチンのリフォーム!
狭いキッチンはリフォームすることで快適な空間になりますよ。
そこで今回は、狭いキッチンや使い勝手が悪いキッチンのリフォームについて解説。
狭いと感じる場所別のリフォーム方法や、狭くて使い勝手の悪いキッチンのリフォーム事例もご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!
キッチンの【通路幅】が狭い!リフォーム方法は?
キッチンの通路幅が狭い場合のリフォーム方法についてご紹介します。
キッチンの通路幅が狭い場合は、主に次のリフォーム方法があります。
- ・壁付けタイプのキッチンにする
- ・コンパクトなキッチンにする
- ・奥行きが短い背面収納にする
キッチンの通路幅を広くするには、キッチンのタイプやサイズを変更するという方法があります。
おすすめは、キッチンを端に設置できる壁付けタイプのキッチン。
キッチンを部屋の端に寄せることで、ダイニングやリビングを狭くすることなく、通路幅を確保することができますよ。
なお、人気の対面キッチンは広い面積が必要になるので、通路幅が狭いことにお悩みの場合はおすすめしません。
また、奥行きが短いコンパクトなキッチンに入れ替えるという方法もあります。
今よりも奥行きが短いキッチンを採用すれば、キッチンの通路幅は広くなります。
キッチンの奥行きが5〜10cmほど短くなるだけで、通路幅がとても広く感じるでしょう。
ただし、キッチンがコンパクトになることで使い勝手が悪くなっては元も子もありませんので、リフォーム前にシミュレーションしてみることをおすすめします。
なお、キッチンに背面収納を設けている場合は、背面収納を変更するという方法も。
現在、背面収納内のスペースに余裕があるのであれば、奥行きが短いコンパクトなものに変更することで通路幅を確保できます。
適したキッチンの通路幅とは
キッチンの通路幅が狭いと、キッチンを複数人で使用するときにぶつかったり、しゃがんだときに壁に体が当たったりと、家事効率が悪くなります。
しかし、一方でキッチンの通路幅が広すぎると、隣接するダイニングやリビングが狭くなったり、無駄な動きが多くなったりすることも。
このように、キッチンの通路幅は狭すぎるのも広すぎるのもおすすめしません。
キッチンの通路幅は、キッチンに一人で立つことが多いのであれば約80〜90cm、子どもと一緒になど複数人で料理する機会が多いのであれば約100〜120cmが適しているといわれています。
目安にしてみてくださいね。
キッチンの【作業スペース】が狭い!リフォーム方法は?
キッチンの作業スペースが狭い場合のリフォーム方法についてご紹介します。
キッチンの作業スペースが狭い場合は、主に次のリフォーム方法があります。
- ・収納力の高いキッチンにする
- ・壁付けタイプのL型キッチンにする
- ・カウンターのある対面キッチンにする
- ・造作家具を取り入れる
キッチンの作業スペースを広げるには、収納力の高いキッチンへの入れ替えを検討してみましょう。
作業台に調味料や調理器具などを置く必要がなくなるため、広い作業スペースを確保しやすくなります。
また、壁付けタイプのキッチンの中でも、部屋の角に沿って設置するL型キッチンを採用すれば、一般的なI型キッチンよりも作業スペースが広くなりますよ。
なお、キッチンの面積を広々と確保できるのであれば、対面キッチンに変更するという方法も。
カウンターを配した対面キッチンを採用すれば、作業スペースは格段に広くなる上、キッチンの反対側から作業することもできるので作業効率もアップするでしょう。
そのほか、キッチンの空間に余裕があるのであれば、部屋に合わせて造作家具を作ってもらい、作業スペースを増やすという方法もあります。
キッチンの【収納】が狭い・足りない!リフォーム方法は?
キッチンの収納が狭い場合のリフォーム方法についてご紹介します。
キッチンの収納が狭い場合は、主に次のリフォーム方法があります。
- ・床下収納を設ける
- ・昇降式の吊り戸棚を付ける
- ・引き出しタイプのキッチンにする
キッチンは食器や調理器具、調味料などさまざまなものを使用するため、収納が狭いとキッチンの使い勝手が悪くなります。
キッチンの通路幅や作業スペースに影響することなく収納力を増やすには、床下収納や昇降式の吊り戸棚を取り付けるリフォーム方法がおすすめです。
一戸建てであれば床下収納のリフォームは比較的簡単に行うことができます。
ただし、湿度が高くなりがちなので、何を収納するか検討する必要があります。
また、収納を増やす方法として吊り戸棚を設置するなら、昇降式がおすすめ。
昇降式であれば、普段は高い位置に設置しておいて、使うときだけ目線の高さまで下ろして使うことができます。
昇降式の吊り戸棚には自動タイプと手動タイプがあり、どちらも楽に動かすことができますよ。
なお、収納が開き戸タイプのキッチンを使用しているのであれば、引き出しタイプに変更することで収納力が大幅にアップします。
キッチンの入れ替えを検討している方は、ぜひ扉のタイプにも注目してみてくださいね。
キッチンの収納力を増やすコツ
キッチン収納は、ちょっとした工夫を取り入れることで、収納力をアップすることができます。
収納を増やしたい場合は、可動式の収納ワゴンを取り入れたりするほか、突っ張り棒とワイヤーネットやS字フックを活用して壁面収納を作るというという方法もあります。
また、調理器具を立てて収納したり仕切りを活用したりすることで、デッドスペースをなくして、キッチンを無駄なく活用することができるでしょう。
特にかさばって場所をとりがちなフライパンの調理器具の収納では、仕切りを活用して立てて収納すると、デッドスペースも生まれづらく、取り出しやすくなり便利です。
狭くて使い勝手の悪いキッチンはレイアウトが大事!事例もご紹介
狭くて使い勝手の悪いキッチンをリフォームする際は、レイアウトを意識することが大切です。
キッチンのレイアウトは、冷蔵庫・シンク・作業スペース・コンロの順になっていると、調理をスムーズに行うことができます。
なお、冷蔵庫はできるだけキッチン入口から見て手前に配置するのがおすすめ。
そうすることで、調理中にほかの家族が冷蔵庫を使用する際にも、みんながスムーズに動くことができますよ。
狭い・使い勝手の悪いキッチンのリフォーム事例
北ガスフレアストで実際に行なったキッチンリフォームの事例をご紹介します。
明るく開放的な、広いキッチン空間
閉鎖的なキッチンに不満があったお客様です。
壁付けタイプから開放的な対面タイプのペニンシュラ型キッチンに変更することで、広々と開放的な空間に!
また、キッチンの引き出しを開き戸タイプから引き出しタイプにし、使い勝手や収納力をアップしました。
キッチンリフォームを行う前に、成功事例はもちろん、失敗例や対策も知っておくことが大切です。
キッチンリフォームの失敗例と対策については下記コラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
キッチンリフォームで後悔したくない!失敗例と対策を紹介
【まとめ】狭い・使い勝手の悪いキッチンはリフォームで解決!
狭くて使い勝手が悪いキッチンはリフォームで解決することができます。
通路幅が狭いキッチンは、壁付けタイプのキッチンにしたり、コンパクトなキッチンにしたりすることで解決できます。
また、作業スペースが狭いキッチンは、収納力や利便性の高いキッチンや壁付けタイプのL型キッチンなど、キッチン自体を変更する方法がおすすめです。
それ以外には、造作家具で作業スペースを増設するという方法も良いでしょう。
また、キッチン収納が足りなくてお困りの場合には、床下収納や昇降式の吊り戸棚を新たに設けることで、収納力が格段にアップしますよ。
北ガスフレアストでは、水まわりの入替工事や内装工事、バリアフリー改修工事、フルリフォームまで、リフォームのプロが責任をもってしっかりサポートいたします。
キッチンのリフォームでお悩みの方も、ぜひお気軽にご相談ください!