狭いお風呂をリフォームする方法とポイントをご紹介!工期や費用目安も
お風呂は疲れた心身をリフレッシュしてくれる場所。
だからこそ、お風呂は広くて快適な空間であってほしいですよね。
狭いお風呂にお悩みの方は、ぜひリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、狭いお風呂のリフォームについて解説。
リフォームする方法やポイント、リフォームにかかる工事期間、費用目安などもご紹介します。
狭いお風呂をリフォームする方法をご紹介!
狭いお風呂をリフォームする場合は、大きくわけて「浴室のサイズはそのままのケース」と「浴室のサイズを広くするケース」があります。
浴室のサイズはそのままのケース
浴室のサイズをそのままでリフォームする場合は、次のリフォーム方法があります。- ・ユニットバスからユニットバスへの交換リフォーム
- ・在来工法からユニットバスへのリフォーム
- ・在来工法から在来工法へのリフォーム
それでは、それぞれのリフォーム方法について、詳しくご紹介します。
ユニットバスからユニットバスへの交換リフォーム
ユニットバスにはさまざまなサイズがあります。どのメーカーも同じ規格で揃えていて、たいてい一辺が1600mm、1700mm、1800mmのいずれかになります。
浴槽が狭いと感じているなら、今使用している浴槽よりも、奥行きまたは幅が広いユニットバスに変更すると良いでしょう。
配管のスペースを縮小すれば、その空いたスペースを活用して、今よりも大きなユニットバスに交換することもできます。
※建築の状況によっては大きなサイズに交換できない場合もあります。
在来工法からユニットバスへのリフォーム
在来工法とはタイル貼りの浴室で、古い戸建てなどに採用されています。機能性の悪さや掃除のしにくさなどから、ユニットバスへリフォームするケースが増えています。
在来工法の浴槽は、狭くて深いタイプであることが多いです。
浴槽の横に給湯器を置いているバランス釜と呼ばれるタイプであれば、給湯器を撤去すればそこにスペースができるため、その分広い浴槽を設置することができますよ。
※建築の状況によっては浴室外設置の給湯器に交換できない場合もあります。
在来工法から在来工法へのリフォーム
在来工法はオーダーメイドで浴槽や壁などを一つひとつ選べるのがメリット。そのため、浴槽の大きさや窓の形なども、自由に選ぶことができます。
浴室のサイズを広くするケース
浴室のサイズをリフォームで広くすれば、大きな浴槽を置けたり、洗い場が広くなったりと、リフォームの選択肢が増えます。脱衣所の間仕切り壁を移動するなどして間取りを拡張したり、浴室を増築して広くしたりと、大規模な工事にはなりますが、より広々とした理想のお風呂を手にいれることができますよ。
※建築の状況によっては間仕切り変更等の工事ができない場合もあります。
狭いお風呂をリフォームするときのポイント
狭いお風呂をリフォームするときは、「お風呂のどこが狭いのか」を確認することが大切。
どこが狭くて悩んでいるのかをはっきりさせておくことで、問題を解消して広々とした快適なお風呂にできるでしょう。
例えば、次のようなケースが挙げられます。
- ・浴槽が狭い
- ・浴槽・洗い場など浴室全体が狭い
それぞれのケースについて、詳しくご紹介します。
浴槽が狭い
浴槽の幅が100cm以下だと、足を曲げて入らなくてはいけないため、狭く感じるでしょう。足を伸ばしてゆったり入りたいなら140cm〜160cmくらいの幅があると安心です。
ただし、入浴する人の身長や、子どもと一緒に入浴することがあるかどうかによっても、最適なサイズは異なります。
ライフスタイルに合わせて、最適なサイズを選ぶことが大切ですよ。
浴槽・洗い場など浴室全体が狭い
浴室全体が狭い場合は、間取りを変更したり増築したりして、浴室のサイズを広くする必要があるでしょう。ユニットバスで一般的なサイズといわれているのが、「1216」サイズです。
これは浴室の内寸が120cm×160cmで、坪数は0.75坪。
浴室がこのサイズよりも狭いようであれば、窮屈に感じるかもしれません。
なお、幅150cm以上の浴槽を設置したいのであれば、浴室は「1616」サイズ(160cm×160cm・1坪)以上にする必要があります。
狭いお風呂をリフォームするときの工事期間と費用目安
狭いお風呂のリフォームは、工事内容によって工事期間と費用目安が異なります。
工事期間 | 費用目安 | |
ユニットバスからユニットバス | 約4日 | 約80万〜200万円 |
在来工法からユニットバス | 約1週間 | 約130万〜250万円 |
在来工法から在来工法 | 約2週間〜1カ月 | 約150万〜280万円 |
浴室の拡張・移動・増築など | 約1週間〜1カ月 | 約150万〜300万円 |
お風呂のリフォーム工事の価格帯は、約80万〜150万円が多い傾向です。
浴室の間取りを変更する際は、工事期間が非常に長くなります。
お風呂をリフォームするときの費用や使える補助金については、下記コラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
お風呂リフォームの費用相場は?工期の目安やリフォームの注意点も紹介
お風呂のリフォームで使える補助金は?対象工事や申請方法も確認
【まとめ】狭いお風呂はリフォームで解決できる!
狭いお風呂をリフォームする場合は、大きくわけて「浴室のサイズはそのままのケース」と「浴室のサイズを広くするケース」があります。
浴室のサイズはそのままのケースは、「ユニットバスからユニットバスへの交換リフォーム」「在来工法からユニットバスへのリフォーム」「在来工法から在来工法へのリフォーム」があります。
一方、浴室のサイズを広くするケースは、脱衣所の間仕切り壁を移動するなどして間取りを拡張したり、浴室を増築して広くしたりといった工事が必要になります。
浴室のサイズをリフォームで広くすれば、大きな浴槽を置けたり、洗い場が広くなったりと、リフォームの選択肢が増えますよ。
狭いお風呂をリフォームするときは、「お風呂のどこが狭いのか」をはっきりさせておくことがポイント。
広々とした快適なお風呂を手に入れてくださいね。
お風呂のリフォームに関するご相談、ご依頼は北ガスフレアストにお任せください。
リフォームのプロが責任をもってしっかりサポートいたします。