キッチンリフォームは住みながらも可能?できないケースや過ごし方も紹介
キッチンをリフォームするにあたって、住みながらリフォームを行えるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
住みながらリフォームできないのであれば、仮住まいなどを検討しなくてはいけないため、事前に把握しておきたいですよね。
そこで今回は、キッチンリフォームを住みながら行えるのかについて解説。
住みながらリフォームする際の過ごし方やキッチンリフォームの工期目安などもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!
キッチンリフォームは住みながらでもできる?
ずばり、キッチンリフォームは住みながら行うことが可能です!
キッチンリフォームはキッチンまわりのみリフォームするため、キッチンの使用はできませんが、ほかの生活スペースは使用できます。
ただし、下記のケースでは住みながらキッチンリフォームをすることはおすすめしません。
- ・工事の規模が大きい場合
- ・工事中に家に誰もいない場合
- ・ハウスダストアレルギーがある家族がいる場合
- ・工事がストレスに感じる場合
キッチン以外の場所も同時にリフォームする場合や大規模な水まわり工事を行う場合は、騒音や振動が発生したり、水が長期間使えなかったりと、日常生活に支障が出てくる恐れがあります。
また、工事を行う平日の日中に仕事などで誰も家にいない場合は、防犯の観点から、貴重品や生活用品を持ち出して仮住まいなどに住むほうが安心です。
工事の規模や業者によっては土日に工事を行うこともできますが、工事が次の週にまたいだり、費用が上乗せされたりする可能性があるので、あらかじめ確認しておきましょう。
さらに、家族にハウスダストアレルギーの方がいる場合や、工事をストレスに感じる場合も、住みながらキッチンリフォームを行うのはおすすめしません。
工事ではどうしてもほこりなどが発生してしまうため、ハウスダストアレルギーの方はたとえ別の部屋にいても、アレルギー症状が出る恐れがあります。
また、工事中は業者の出入りや騒音などが発生するため、それらをストレスに感じてしまう場合は、生活拠点を一時的に移したほうが安心でしょう。
キッチンリフォームを住みながら行うメリット・デメリット
キッチンリフォームを住みながら行うのには、いくつかのメリットがあります。まず、家の鍵を業者に預ける必要がないため、防犯面で安心できる点です。
そして、常に工事の様子を確認することができるので、工事の進捗状況を把握しやすいというメリットもあるでしょう。
一方デメリットは、リフォーム中はキッチンが使えないということ。
キッチンで料理ができないので、リフォーム中の食事をどうするか考えておく必要があります。
また、一時的に水道や電気を使えなくなる時間があるため、そちらも事前に確認しておくと安心です。
キッチンリフォームを住みながらする場合の過ごし方
住みながらキッチンリフォームを行う際は、どのように過ごせば良いか事前に確認しておきましょう。
あらかじめリフォーム中の過ごし方を確認しておくことで、工事中も快適に過ごすことができますよ。
食事
キッチンでの調理はできないため、カセットコンロやホットプレートなどの卓上調理器具を用意しておくと、リビングなどで料理することができます。ただし、食べたあとの食器や調理器具をキッチンで洗うことができないため、洗う場合は洗面台を活用しましょう。
洗うのに不便を感じるようであれば、紙皿や割り箸など捨てられる容器を使用するのもおすすめです。
なお、外食やテイクアウトなども利用するという方法も。
毎食では飽きてしまうかもしれませんので、自炊とあわせて取り入れてみてはいかがでしょうか。
電気・水道・ガス
工事中は電気や水道、ガスを使えない時間があります。工事が始まる前に工事のスケジュールをチェックし、ライフラインが使えない日時を確認して、生活に支障が出ないように調整しましょう。
工事中の居場所
工事中は家のどこにいても問題ありませんが、リビングなどキッチンが見渡せる場所にいるのがおすすめです。工事の様子を見守ることができる上、工事業者が何か相談したいときに声をかけやすいというメリットがあります。
工事中の外出
工事中に短時間の外出をするのは問題ありません。外出の際は工事業者に外出する旨を伝えてくださいね。
ただし、外出する際は貴重品の管理には注意が必要です。
工事中は複数の人が出入りしますし、玄関の扉や窓を開けっぱなしにする場合もあります。
外出時は貴重品を持ち歩くなど、しっかり対策しましょう。
ペット
ペットは人間以上に、人の出入りや音、においなどに敏感です。そのため、工事が原因でペットはストレスを感じ、最悪の場合は病気になってしまうことも。
また、ペットがキッチンに立ち入らないように、ゲージに入れておくなどの対応も必要になるでしょう。
もし心配なら、工事期間中はペットホテルなどを利用するというのも一つの方法ですよ。
キッチンリフォームを住みながら行う場合の流れと工期目安
キッチンリフォームは、基本的に次のような流れで行います。
- 1.家の養生作業
- 2.古いキッチンを解体・撤去
- 3.設備工事
- 4.新しいキッチンの取り付け
- 5.内装工事・仕上げ
まずは、工事で床や壁が傷付かないように、養生シートを貼って家を保護します。
その後、既存のキッチンを解体・撤去し、給排水管や電源配線などの設備工事を行います。
新しいキッチンを取り付けたら、給排水管や電源配線を接続して動作確認を行い、内装工事やコーキング処理などの仕上げを施して完了です。
工期はキッチンリフォームの内容によって異なりますが、主に次の通りです。
- ・キッチン交換・入れ替えのみを行うリフォーム:約3日〜1週間
- ・キッチン周辺の内装変更を行うリフォーム:約3日〜10日
- ・キッチンのレイアウト変更も行うリフォーム:約1週間〜1カ月
工事期間が1カ月ともなると、住みながらリフォームを行うのは難しいと感じる方もいるかもしれません。
住みながらキッチンリフォームを行うかどうかは、工期や工事のスケジュールもあわせて考えてみてくださいね。
キッチンリフォームの工期については「キッチンリフォームの工事期間は何日?工期短縮のコツも解説」で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
【まとめ】キッチンリフォームは住みながらでも可能!過ごし方を確認しておこう
キッチンリフォームは住みながら行うことが可能です。
住みながらリフォームを行えば、家の鍵を業者に預ける必要がなく、防犯面でも安心です。
また、常に工事の様子を確認することができるので、工事の進捗状況を把握しやすいというメリットもありますよ。
ただし、工事の規模が大きい場合や工事中に家に誰もいない場合などは、住みながらキッチンリフォームをすることはおすすめしません。
工事中はキッチンで料理ができないので、卓上調理器具を用意したり、外食やテイクアウトを取り入れたりする必要があります。
また、電気や水道、ガスを使えない時間があるため、事前にライフラインが止まる時間を確認し、生活に支障が出ないように調整を。
事前に工事中の過ごし方を決めておくことで、快適に暮らすことができるでしょう。
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キッチンのリフォームをご検討中の方も、ぜひお気軽にご相談ください!